等級ごとの星の数
等級 星の数
-1 2
0 7
1 12
2 67
3 190
4 710
5 2000
6 5600
7 16000
8 43000
9 12万
10 35万
11 87万
12 230万
13 560万
14 1300万
15 3200万
20 7億1000万
 現在私たちが使っている等級は、19世紀になって基準がしっかりと定められ、等級が5等違うと明るさがちょうど100倍違うように決められました。つまり、1等星は6等星の100倍明るいことになり、また1等級違うと明るさは約2.5倍違うことになります。(2.5を5回かけ合わせると、およそ100になります。)
 1等星より明るい星は、約2.5倍明るくなるごとに0等、マイナス1等、マイナス2等、・・・と表わし、反対に、6等より暗くて肉眼では見えない星は、約2.5倍暗くなるごとに7等、8等、・・・と表わしていきます。なお、星の明るさをもっとくわしく表わす場合には小数点をつけて等級を示します。
 太陽はマイナス26.8等、もっとも明るい星シリウスはマイナス1.5等です。世界最大級の望遠鏡では、24等という暗い星まで観測できます。これは6等星にくらべてわずか約1500万分の1の明るさしかありません。

四角形の中の星

目をためす

 四角形の中は不思議なほど星が少なく、岐阜の街中からでは雨後の晴れた日でも1〜2個見えればいい方です。実際には、四角形の中に5等星、6等星合わせて30個ほどあります。
 星がいくつ数えられるか、それは視力というより空の状態で大きく変わります。空気が澄み街明かりのない空の暗いところほど、星はたくさん見えます。星を数え、自分の町の空の状態を調べてみてはどうでしょう。


前ページへ戻る    次ページへ進む