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見つけよう−北極星、こぐま座、カシオペヤ座、おおぐま座 | |
北の空、地平線から約35度のところにポツンと輝く2等星、それが北極星です。星は時間がたつにつれ東から西へ動いていきますが、北極星だけはその場でじっとしているように見えます。しかし、北極星の辺りを時間をかけ写真に撮ると星の動きが右の写真のように写ります。北極星は星の動きの中心(天の北極)から約1度はなれています。 北極星も動くということを日本で初めて発見したのは、江戸時代の船頭、桑名屋徳蔵の妻と伝えられています。妻は、はたを織りながら、船に乗っている夫が目当てにしている北極星を見ていて、北窓のさん一本分だけ動いたのを発見したといいます。そして次の日の夜は眠くならないよう水を満たしたタライの中にすわって動きを確かめ、夫にそのことを教えたということです。 この北極星は下の図のようにおおぐま座のしっぽにあたる北斗七星とカシオペヤ座の星を手がかりに見つけることができます。北極星はこぐま座の星、暗い星をたどると北斗七星のミニチュアができます。 |
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