岐阜県は,高い山や大きな川により地域が分断されています。このような地理的・地形的な制約を克服するためには,他地域との結びつきが重要と考え,街や人のくらしをつなぐ交通網について調べることにしました。
 岐阜県の南西部には東名高速道路につながる名神高速道路が通り,東濃地方には中央自動車道が通っています。
 このほかにも「開かれた岐阜県」をスローガンに"新高速三道(東海北陸自動車道, 東海環状自動車道, 中部縦貫自動車道)"の整備促進が進められています。東海北陸自動車道が,名神高速道路とつながり清見村まで開通したことにより,飛騨地方も高速道路時代をむかえました。
 こうした道路交通網の発達は,地域間の時間距離を短縮するとともに,観光客の増加など地域間交流を盛んにしています。交通網の発達は, 具体的にはどのような変化をもたらすのか資料を使って調べてみましょう。

道路網発達の成果