灰化法と粗灰分の定量
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原理
 食品を焼いて残る灰を灰分という。これは食品中の無機質の総量と考えられるが、実際には、食品中の無機質成分である塩素は加熱によって失われ、有機物の炭素が一部炭酸塩として灰分中に残る。灰分は食品中の無機質のおおよその量を表すということで粗灰分とも呼ばれる。
 粗灰分を定量するには、食品の一定量を550〜600℃の温度で灰化し、0.3mg以上質量が減少しなくなったとき(恒量)の灰の質量を測定する。



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