お金について学ぼう

お金の「やりくり」をしよう

 お金のやりくりとは、収入(給料など)の範囲内はんいないで支出(お金を払う)しながら生活することを言います。
ここで一番大切なのは、収入より多くのお金を使わないことです。

収入と支出

Q. 支出について、思いつくものを書いてみよう。

  • 普段ふだんの生活でどんなことにお金を使う?
  • ひとりぐらしをすると、どんなお金が必要?

 将来しょうらい、仕事をするようになると、給料などの収入が入ってきます。
 お金が入ったからといって、遊びだけに使っていてはいけません。
 お金の出入りをしっかりと記録して、こまめに確認かくにんしましょう。また、お金の使い道をしっかり考えましょう。

どのくらいお金がかかる?

~ひとりぐらしの支出の例~

家賃やちん 4万円
食費 5万円
水道代、電気代など 1.5万円
日用品(ティッシュやトイレットペーパーなど) 3.5万円
携帯けいたい電話料金など 1万円
友達と遊ぶお金など 2万円
合計
17万円
必要なお金は
意外と多いです!

お金をためよう

 人生では、思いがけない出来事で多くのお金が必要になることもあります。
 そんなときに使えるお金を残しておきましょう。普段ふだんの生活費の3か月分が目安です。

  • とつぜん病気になってしまう。

  • 事故にあってしまう。

お金の支払い方を考えよう
~見えないお金に要注意!~

 お札や小銭こぜに以外にも、プリペイドカードなどの「見えないお金」があります。
 現金を持っていなくても買い物ができます。そのため、お金を使っている感覚が弱くなります。
 見えないお金は、とくに使い過ぎに注意しましょう。また、なるべく使わないようにしましょう。

プリペイドカードで支払う

図書カード、交通カード(SuicaすいかTOICAといか など)

  • 事前にお金をチャージして、その分の「見えないお金」を使うことができます。
  • 本当に必要な分だけチャージしましょう。
  • 落としたり、無くさないように気を付けましょう。

スマートフォンで支払う

PayPay、メルペイ、楽天ペイなど

  • 事前にお金をチャージする方法、後からお金を支払う方法など、色々な支払い方法があります。
  • 仕組みをよく知らないまま使うのは、危ないです。
  • 使うときは、周りの人に相談し、使い方のルールを決めましょう。

学びを深めよう!

お金の支払い方法(1分39秒)