「消費者市民社会」の実現に向けて
市場に提供された商品やサービスをただ「受動的に消費」するのではなく、自らの消費が社会に与える影響を自覚して、公正な市場の形成、持続可能な社会の実現に積極的に関与しようとする消費者の姿勢が求められています。
消費者の5つの責任
消費者の積極的な関与
- 批判的意識を持つ責任
- おかしいな?批判的意識(問題意識)を持とう!
- 主張し行動する責任
- こうして欲しい!主張し行動しよう!
- 社会的弱者への配慮をする責任
- 生産者の生活はどうだろう?社会的弱者への配慮も忘れず!
- 環境への配慮をする責任
- 生産地の自然環境を破壊していない?環境に配慮しよう!
- 連帯する責任
- 困っているのは自分だけじゃない!消費者同士で団結しよう!
(消費者の5つの責任はCI:国際消費者機構が提唱)
公正な市場
取引が公正に行われ、透明性が確保されている
持続可能な社会
健全で恵み豊かな環境が将来にわたって継承されていく社会
このようにして、消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができる社会の実現のためには、皆さんの行動がカギとなるのです。「消費者の権利」を自覚し「消費者主権」を確立するためには、消費者は「消費者の責任」を果たしていかなければなりません。