【3】消費者トラブル事例 チャレンジしよう!
チャレンジしよう!①
ネットショッピングについて話し合ってみよう
- お試しセットの罠 ~お試しだけのつもりが定期購入契約に~
- 【トラブル事例】
ネットを見ていたら、「お試し価格500円(通常価格4,980円)」と記載されたダイエットサプリがあった。お得だと思い申し込んだところ、数日後に商品が届いた。その約2週間後、注文もしていないのにダイエットサプリ1セットが届いた。申し込みをしたサイトを確認したら「お試し価格で購入するには、4回の定期購入が条件となります」と小さく記載されていた。解約したいが電話がつながらない。
なぜトラブルになったのでしょう?
話し合ってみよう。
- →定期購入になる旨の表示がわかりにくい。
- →定期購入の中途解約はできない旨の表示がわかりにくい。
- →解約を申し出たところ、通常価格を請求される。
- →解約したくとも「外国語対応で意思の疎通ができない」「メールで解約を申し込んだが返事がこない」。
- →消費者の認識は「お試し」「1回だけ」のつもり。2回目の商品が届いてから定期購入と気づく。
- →解約しようとすると、「事業者につながらない」こともある。
このようなトラブルに巻き込まれないために、
普段からどんな点に注意するとよいでしょうか。
(相談員からのアドバイス)
□低価格をうたう広告をうのみにせず、契約の内容をきちんと確認しよう。
□契約内容や解約条件は必ず確認しよう。
□トラブルになった場合は、消費生活センターに相談しよう。
ワークシートを使って考えてみよう
○店舗での購入とネットショップでの購入の違いはなんでしょうか
○ネットショップで自分の欲しいものを探し、販売価格の異なる2店舗について調べてみよう
チャレンジしよう!②
悪質商法ロールプレイをやってみよう
アポイントメントセールスやキャッチセールス等のロールプレイシナリオを使い、実演してみることで、販売業者のセールストークと消費者の心の動きについて考えてみよう
→ロールプレイシナリオのダウンロード