内 容 |
美術1 「A表現 ( 1 ) 映像メディア表現」、「B鑑賞」 |
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学 年 |
第1学年 ( 2単位・週 1.5 コマ ) PC教室 |
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題材名 |
「超芸術トマソン - ○○高校の超芸術トマソンを探せ - 」 |
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時 数 |
9コマ ( 1コマ65分 ) |
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目 標 |
1. |
超芸術の意義を理解し、日常の何気ないものから自らが感じとったことや見いだした新たな価値を、他者に伝えることに意欲的・主体的に取り組み、映像メディア表現の喜びを味わう。 |
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[関心・意欲・態度] |
2. |
さまざまな視点からものを見る ( 撮影する ) とともに、感性や想像力を働かせ、本校の古い歴史と伝統の息づく校内の自然や建物の中に新しい価値を見つけ、映像メディアの特性を生かした表現の工夫をする。 |
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[芸術的な感受や表現の工夫] |
3. |
映像メディア機材と関連ソフトウェアの基本的な使い方や生かし方の技能を高め、表現意図に合う表現方法を構想し、創造的な表現を工夫する。 |
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[創造的な表現の技能] |
4. |
参考作品をさまざまな観点から鑑賞し、それらのよさや超芸術性を味わい、作者の感動や考え方を感受、理解する。また自ら制作したものを映像メディアを活用してクラス内で発表しあい、自分の考えを述べるとともに、他者の発表に対しても意見を述べる。 |
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[鑑賞の能力] |
時 |
ね ら い |
学 習 活 動 |
指導・援助 |
1 |
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赤瀬川原平氏の著作 ( 写真集 ) とインターネットの関連サイト、昨年の作品例を鑑賞して、超芸術トマソンの定義、発見方法などを理解し、超芸術探しへの意欲をもつ。 |
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・ |
赤瀬川原平氏の著作 ( 写真集 ) を鑑賞し、超芸術トマソン とは何かを知る。 |
・ |
インターネットの関連サイトを鑑賞し、その定義、用語、発見方法について理解をする。 |
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昨年の作品例を鑑賞し、制作したものを発表することの意義を知る。 |
・ |
様々な視点からものを見ることの大切さを理解する。 |
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・ |
作家や作品にかかわる資料を準備し、鑑賞を深める。 |
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鑑賞の視点を示し、その具体例 ( トマソンのタイプ ) を提示する。 |
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PC教室のシステムを説明する。 ( ログイン、パスワード、データの保存などについて ) |
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2 |
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様々な角度から被写体 ( 物件 ) を探し、撮影するとともに、何気ない日常のものから新しい価値を見つける。 |
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・ |
撮影の基礎的な知識を得る。 |
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校内をまわり、主題に合うような物件を探し撮影する。 |
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簡単な撮影方法について講義する。 ( 絞り、シャッタースピード、逆光、ストロボなどについて ) |
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様々な角度から探すよう指示する。 |
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3 |
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ソフトウェアの基本的な使用方法を理解し、効果的な表現を探る。 |
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・ |
PhotoshopLE( 画像処理ソフト ) の使い方
解像度、色調補正、画像の回転、トリミングについて |
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PowerPoint( プレゼンテーションソフト ) の使い方
テキストの入力、画像の取り込み、アニメーションの設定について |
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写真を提出する。 |
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・ |
具体例を示し体験させる。 |
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提出させた写真をコンピュータに取り込み、各生徒のパソコンにデータを送る。 |
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4
5
6
7 |
・ |
コンピュータによる表現の特性や機能を考え、撮った写真とコンセプトに応じて、美しく効果的な表現を追求する。 |
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・ |
PhotoshopLE を使い写真のデータを加工する。 |
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PowerPoint で画像を取り込み、写真に合ったコメントを考え、入力する。 |
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効果的な視覚伝達となるようレイアウト、色彩、フォント、アニメーションなどを工夫する。 |
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・ |
未経験者を重点的に個別指導をする。 |
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機能を使いこなすことより、写真に込めた思いを伝達することが重要であること指導する。 |
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8
9 |
・ |
プレゼンーションを通して他者の作品を鑑賞し、よさや美しさを感じ取る。また作品の造形的な特徴や表現の工夫をとらえ、自他の特性や個性について理解する。 |
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・ |
自分の作品について、その表現の特徴やコンセプトを的確に発表する。 |
・ |
お互いの作品を鑑賞しあい、よい点、学べる点を発表する。 |
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・ |
自己評価表を用意する。 |
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お互いの作品を真剣に鑑賞し、よさや美しさを積極的に見つけ、認めあえるように働きかける。 |
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