”うだつが上がらない”の語源となるうだつ(卯建)は、江戸時代から残る美濃市の町並み景観の特徴の一つです。うだつは、家と家との境界に一段高く造作し、防火壁としてつくられたものです。水利に乏しい丘陵地の町に生まれた先人の知恵が、うだつの起源となっている。これだけまとまったうだつのある家々が残っているのは全国でも珍しく、歴史的価値のある住宅も少なくない。平成11年この町並みは、「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成16年には、「美しい町並み大賞」「中部の未来想像大賞」などを受賞している。

 

 
以前までの町並み
 
現在の電柱を地中化させた町並み

電柱を地中化させると町並みはどう変化したでしょうか?