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所 在
地・・・海津郡海津町萱野205−1 |
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開 設
年・・・1993年 |
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施設の概要 輪中の生成から輪中特有の知恵、河川改修、排水、水防の問題など、輪中
にかかわる資料が展示され、わかりやすく学習できるようになっています。
また低地の農業や特有の農具、生活にかかわる資料も多数展示されています。また、高須松平家の館の一部を復元してあり、能舞台も設けてあります。 |

▲野外展示・・・堀田 |
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建設の目的
海津町は、木曽川・長良川・揖斐川の三川に囲まれた町で、その大半が海抜ゼロメートル以下という輪中低地の町です。そのため、豊かな水の恵を受けながらも、激しく水と戦ってきた歴史があります。海津町の祖先は、自然と戦い自然と調和し、現在の海津町を築いてきました。そこには輪中低地に特有の生活の知恵や営みがあります。それらを後世に遺し、さらに新しい海津町の歴史を築きたいという願いから、歴史民俗資料館を建設しました。
また海津町高須地区は、旧尾張徳川家の支藩高須松平侯の城下町です。多くの名君を輩出した名門の誉れ高い高須藩を、併せて顕彰しようというものです。 |
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展示の紹介
1階ホール展示
・輪中とはどのような土地なのかを、模型などを見ながら調べることができます。
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▲大ホールと水防倉庫 |
2階展示室
・輪中のなりたち、輪中のくらし、輪中の歴史、輪中の水防について調べることができます。
・宝暦治水工事の際、総奉行として活躍した平田靭負正輔、日本各地の治水工事に関わったオランダ人技術者のヨハネス・デレーケなど、水と戦ってきた人々について学ぶことができます。
・輪中の生活(ほり田の農業、農具、漁具、水神)について学習することができます。
3階展示室
・江戸時代、この地方を領していたのは高須松平藩でした。3階には、高須松平侯御館の御玄関から御書院之間に至るまでの主要部分を復元してあります。
野外展示
・資料館の庭には、全国的にも珍しい「ほり田」が作られています。
・輪中で使われていた排水機が展示してあります。
・「ほり田」の埋めたてに活躍したディーゼル機関車が展示してあります。
・明治時代の水門「金廻四間門桶」が復元・保存してあります。
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