時計

 天体写真はいつ写したのかという時間の記録が大切です。きちんとしたデータを残しておきましょう。

スポーツファインダー

 めざす星座を撮影しようとしても暗くてカメラのファインダーでは確認しにくいため、鉄砲の照準のようなファインダーを針金などで自作するといいでしょう。


ファインダー
かいろ

 夜は気温が下がるために器材に露や霜が付きやすくなり、レンズに露がつくと当然星を写すことができません。そこでレンズのそばに、かいろやヒータを取り付けて温めてやります。ただし、使い捨てかいろでは熱量が小さくて十分な効果が得られないため、ベンジンや桐灰のかいろをタオルや毛布に包んで使います。ヒータはカメラフードにはりつけるものが販売されています。


カメラとかいろ
黒紙

 レリーズを使ってシャッターをきってもどうしても揺れてしまうため、まず黒紙でレンズの前をおおってシャッターを開き、振動が収まってから黒紙を外して露出をします。うちわに黒紙をはったものを自作すると何かと便利です。

雲台

 望遠鏡にカメラを乗せて撮影するときはカメラ雲台を使います。これはカメラを望遠鏡に固定するもので、どちらの方向へも向けることができます。

アダプター

 望遠鏡を使って直焦点方式やリレーレンズ方式で撮影する時に、カメラと望遠鏡を接続するアダプターが必要となります。望遠鏡やカメラによって取り付け方が違いますので、機器に合ったものを用意しましょう。


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