日食・月食を写そう 
 太陽と地球の間に月が入り込んで太陽をかくす現象が日食で、すべてかくされるのを皆既日食、一部分のものを部分日食といいます。日食は毎年起こっていますが、日本から必ず見えるとは限らず、ましてや皆既日食ともなるとなかなか見られません。これからでは2009年の奄美大島付近、2035年の関東付近があるくらいです。
 月食というのは地球の影に月が入る現象で、太陽・地球・月が一直線に並んだ時に起きます。日食と同様、皆既月食と部分月食があり、平均して1年に1回くらい見られます。皆既月食中は月面は真っ暗のはずが、実際には神秘的な赤銅色に見えます。これは地球の大気を通った太陽光が屈折して月面に届くためで、赤いのは夕日が赤いのと同じ理由です。

日食・月食のおきる理由
日食

 太陽の全体像を撮影する場合と同じように撮影します。また、広角や標準レンズのついたカメラにフィルターを付けて、5分間隔で同じフィルムに写し込む多重露出をすると、時間の経過につれてしだいに欠けていく太陽が撮影できます。皆既日食の場合は露出時間をいろいろ変えると、周りに広がるコロナのようすが撮影できます。

20_2.gif (24270 バイト)
部分日食

コロナ

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