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十六ヶ条の願書(抜粋) 十六ヶ条の願書(抜粋)
十六ヶ条の願書(抜粋)
・1754年(宝暦4年)8月、何千人ともいわれる農民が、 八幡の城下に押し寄せ、「十六ヶ条の願書」を差し出しました。
・驚いた藩の国家老3人は、願いを聞き入れ、江戸の藩 主に伝えることを約束した書状を農民たちに渡しました。
十六ヶ条の願書(抜粋)
一、 米の値段を時の相場よりも5割方高く決められ るので、年貢を金納するとき、5割も多く納めなけばならない。米の値段は時の相場にしてほしい。
一、 (まき)の値段を見積もるとき、安値にされて困っているから、町で売られている値段と同じにしてほしい。
一、 竹やぶを持っている者は、役人に竹を売られ、そのうえ、竹やぶの税を課せられるので、今まで通り、竹やぶの税は免除してほしい。
一、 生糸の税として、一束につき24文ずつ番所にとられていたが、近頃では百文になったので困っている。今まで通りにしてほしい。
一、 牛馬の通行税が、一頭について124 文ずつと決められて困っている。 今まで通り無税にしてほしい。
一、 親類などに贈物をするために番所を通ると、通行税をとられるので、今まで通り無税にしてほしい。
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