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十六ヶ条の願書(抜粋) 十六ヶ条の願書(抜粋)
十七ヶ条の願書(抜粋)
・1755年(宝暦5年)9月、藩の江戸屋敷に行き、先の「十六ヶ条の 願書」に加えて、「十七ヶ条の願書」を出しました。
十七ヶ条の願書(抜粋)
一、 宮ヶ瀬橋の普請(ふしん)」の場合、以前は人足賃がもらえたのに、現在では何ももらえず困っている。 以前のように働いた分の米を下さい。
一、 寺社の立ち木を切って売り払われるとき、百姓に運ばせるので困っています。もし命令されるなら、人足賃を払って下さい。
一、 ご用金を差し出しているが、一切返してもらえず困っている。必ず返してほしい。
一、 真綿を納める時、特別のはかりを使って買い上げられるが、世間一般のはかりを使ってほしい。
一、 百姓の持ち林の立木を勝手に売りはらわれるので、困っている。勝手に木を切らないでほしい。
一、 参勤交代の費用が百姓にかけられるが、これまで一切返してもらえない。お返し下さい。
いろいろな人足や税があって、百姓はみんな貧しくて困っています。この上、検見取りを実施されれば、百姓はもう生きてはいけません。そこをわかっていただき、私たちの願いを聞き届けて下さい。
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