統計資料を調べると, 岐阜県は林野率が79.7%と全国でも有数の森林の多いところだとわかりました。これだけ森林の多い岐阜県は人々の生活とどのような関わりがあるのか森林管理署などでお話を聞くと次のように3つに分類されることがわかりました。
1)水を蓄え, 水を供給し, 土砂崩れがおこらないようにする(水土保全林)。
2)自然の中でレジャーをしたり, レクリエーションをしたりする, また, 自然を維持するところ(森林と人との共生林)。
3)木材を私たちの生活に利用する(資源の循環利用)。
その他にも様々な役割があります。
これらを管理するところが, 国有林の管理署です。国有林以外の民有林はそれぞれの地域の農山村整備事務所が保安林を指定して管理をしているということがわかりました。国有林で特に有名なところは保護林に指定され, 保護を重視しています。