農産物は, 品質が高ければ信頼され,高値で取り引きされます。岐阜県では, 産出量の多少にかかわらず,品質の高さをめざして,飛騨牛, ぎふ枝豆などのブランド(銘柄)を育ててきました。
 また, 近年, 食品の安全性や農業が環境にあたえる影響への関心が高まっています。岐阜県も,人と環境に優しい農業(環境保全型農業)をめざして,県ぐるみで「ぎふクリーン農業」を推進しています。
 そうした農業を実践するための,新しい技術の研究開発や導入も進んでいます。例えば, 防虫ネットや黄色蛍光灯を設置するなどして虫の害をおさえ,農薬の使用量をへらすことに成功しています。