●郷土に輝く先人顕彰事業●

先人顕彰室の設置について

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 平成3年11月に、岐阜県は置県120年の記念事業の一つとして「郷土に輝く先人」21人の顕彰を行いました。 この顕彰は、ふるさと岐阜県に対する県民の理解をより深いものにし、あすの岐阜県づくりに大きな役割をはたしました。  近代日本の幕開けとなった明治維新から今日までの岐阜県の発展は、先人の偉業と県民の努力によって築きあげられたものです。  岐阜県は、これら先人の業績を後世に伝え、その業績を広く県民に公開するため、岐阜県図書館に「先人顕彰室」を設置いたしました。  21人の選考については、調査委員会において慎重な検討を重ね、候補の方々をしぼったのち、各界の代表者からなる「郷土に輝く先人」選考委員会で決定いたしました。 その選考基準は、明治4年11月22日の置県以降に、全国的・世界的に活躍され、その功績が社会的に評価されており、岐阜県にゆかりが深く、かつ没後10年以上経過していることといたしました。 そして、わが郷土の礎を築いた方々を21世紀に伝えるという意味から、その数を21人といたしました。

 

先人21人の紹介
学術・教育の分野で活躍した人々
芸術・文化の分野で活躍した人々
政治・行政の分野で活躍した人々
産業・経済の分野で活躍した人々

 

企画展の経緯と今後の計画

先人顕彰事業の一環として、郷土に輝く先人21人の中より先人を選定し毎年夏と秋に、岐阜県図書館で企画展示を行っています

年度 企画展テーマ
7年度 「女子教育の先駆者 下田歌子」展
8年度 「世界数学界世紀の金字塔 高木貞治」展
「正義と博愛の実業家・紡績王 武藤山治」展
9年度

「近代昆虫学の祖 名和靖」展

「近代日本の文豪 坪内逍遥」展
10年度

「自然保護に尽力した植物学者 三好学」展

「明治近代国家の推進者 神田孝平」展
11年度 「近代歴史学の巨峰 津田左右吉」展
「近代外科医学の重鎮 佐藤三吉」展
12年度 「近代仏教学の先達 南條文雄」展
「近代臨床医学の権威 青山胤通」展
13年度 「国益を代表した財界の世話役 郷誠之助」展
「人間愛の刑法学者 牧野英一」展
14年度 「近代理化学の最高峰 松井直吉」展
「日本を代表する4人の画家たち」展
 川合玉堂・前田青邨・熊谷守一・山本芳翠 展
15年度 「戦後を代表する3人の政治家」展 大野伴睦・松尾国松・武藤嘉門 展
「明治の留学生たち」展
 青山・佐藤・高木・南條・牧野・松井・三好・前田・山本・武藤・郷口展

 

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