食品中の水分の定量2(蒸留法)
サブメニュー
実験プリント
リンク
原理
試料を水よりも比重が小さく、水に溶解しない揮発性の液体(トルエン・キシレンなど)と 加熱すると、試料中の水分は揮発性の液体とともに蒸発する。この蒸気を冷却して目盛付き細管に 集めると、比重の差から比重の大きい水が下層にたまり、比重の小さいトルエンなどが上層にたまる。 下層にたまった水の容量を測定して水分量を求めることができる。
 この方法は簡単に短時間でできるが、100℃以上の加熱で分解して水を生成する食品には この方法は好ましくない。

Copyright (C) 2005 岐阜県教育委員会. All Rights Reserved.