粗脂肪の定量(ソックスレー脂肪抽出器)
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原理
 脂肪は、水には溶けず、有機溶媒によく溶けるので、試料をエーテルで処理すると 試料中の脂肪分は、エーテル内に溶出する。
 ろ過回収した溶液を加熱し、エーテルだけを蒸発させると、溶解していた脂肪分が残留するので、 これを秤量する。



 エーテルには脂質以外にクロロフィル,カロチノイド,ステロイドなども溶出されるので、 この定量値は一般に粗脂肪または エーテル抽出物と呼ばれる。

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