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>8.大腸菌群の測定
【はじめに・・・】
液体培地で、大腸菌群が乳糖を分解し発生するガスを観察します。
また、酸を産生するため、指示薬によって培地が黄変するのを確認できます。
【使用する器具・試薬】
・試験管
・ダーラム管
・BGLB培地
・メスピペット
・恒温室
・撹拌機
・MPN表
【測定方法】
動画ををご覧いただくためには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをお持ちでない場合は、左記ダウンロードサイトよりダウンロードをしてご利用下さい。
1. 「試料の採取」
●試料を採取する。
2. 「試料の接種」
●倍率-1倍の作成
原液試料を10ml ずつ5本の2倍濃度BGLB培地にいれる。
●倍率1倍の作成
原液試料を1ml ずつ5本のBGLB培地にいれる。
●倍率10倍の作成
滅菌水9ml に原液試料1ml をはかりとり撹拌し、10倍希釈試料をつくる。10倍希釈試料を1ml
ずつ5本のBGLB培地にいれる。
●倍率100倍の作成
滅菌水9ml に10倍希釈試料1ml をはかりとり撹拌し、100倍希釈試料をつくる。100倍希釈試料を1ml
ずつ5本のBGLB培地にいれる。
●培養
36±1℃、48±3時間培養する。
3. 「MPNによる大腸菌群数の算定」
●ダーラム管にガスの発生が認められる本数を数え、MPN表より大腸菌群数を算定する。
結果は
別画面(ここをクリック)
に表示。
【測定結果】
−1倍 ガス発生本数5本
1倍 ガス発生本数5本
10倍 ガス発生本数2本
100倍 ガス発生本数0本
倍率
ガス発生本数
-1倍
5本
1倍
5本
10倍
2本
100倍
0本
* 表よりMPN=540となる。
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