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非還元糖であるしょ糖はフェーリング溶液に対して還元性を示さないので、ベルトラン法によって直接定量することは できない。しかし、希酸で加水分解して転化糖にすると還元性を生じるので、ベルトラン法で 定量することができるようになる。
C12H22O11 |
+ |
H2O |
→ |
C6H12O6 +  C6H12O6 |
しょ糖 |
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ぶどう糖 果 糖 |
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転 化 糖 |
ベルトラン法によって求めた転化糖量に0.95を乗じてしょ糖量を求める。
C12H22O11÷2C6H12O6 |
= |
342÷(2×180) |
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= |
0.95 |
※フェーリング溶液: |
ベルトランA液とベルトランB液を等量混合したもの。
還元糖の定性試験(フェーリング反応)に用いられる。 |
加水分解の方法
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