コラム② <みんなの消費が社会を変える?!>

商品の選び方で社会は変わる!

 消費者として大切なことは、多くの情報を集め、よく考えてから商品を選び、購入することです。私たち消費者がよりよい商品を選べば、よい商品をつくる事業者が増えていきます。私たちが商品を選ぶということは、どの事業者を支持するかという「投票」の意味も含まれているのです。


私たちができること

 私たちの一人ひとりの消費行動は、世界中の様々な問題につながっています。購入する商品の背景にある問題を考えながら、人や社会、環境などをよく考えた消費を心がけましょう。そのような消費行動のことを「エシカル消費」といいます。

フェアトレード(※)商品を選ぶ

 フェアトレード商品を購入することは、開発途上国の生産者をサポートすることにつながります。

(※)フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で購入することによって、児童労働をなくしたり、生産者の生活水準の向上につなげる、公平・公正な取引のしくみのことをいいます。

グリーンコンシューマーになる

 グリーンコンシューマーとは、環境のことを考えて商品を購入する消費者のことです。 商品を買ってから捨てるまで、様々な場面で、環境に配慮した行動を考えて、できることから実行しましょう。

【環境ラベルの例】
環境ラベルの例

地元の商品を選ぶ

 地元の商品を選ぶことは、地元の農業・漁業の活性化や輸送エネルギーの削減につながります。

地元の商品を選ぶ

障がいがある人の支援につながる商品を選ぶ

 働きたい障がいがある人を支援している団体や事業者の商品を選びましょう。

障がいがある人の支援につながる商品を選ぶ

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