4暮らしとお金・生活設計
①クレジットカードでお金を支払う
クレジット(credit)とは、「信用」という意味です。クレジット契約はクレジット会社が利用者(消費者)を信用して代金を立て替え、利用者が後で代金をクレジット会社に払う仕組みです。つまり、クレジットカードを使うということはクレジット会社に借金をしているということです。
18歳になると、クレジットカードを利用できるようになります。クレジット会社は、利用申請を受けて審査を行い、支払能力のある人のみにクレジットカードを発行します。(20歳未満の未成年者は親の同意が必要です)
支払い方法 | 手数料 | |
---|---|---|
一括払い (1回払い) |
代金を一括で支払う | なし |
分割払い | 3回、6回、12回など、消費者が支払い回数を選んで分割で支払う | あり |
リボルビング払い (リボ払い) |
金額や回数にかかわらず、毎月の支払額を一定の額を選んで支払う方法 | あり |
〈参考〉支払い方法
前払い | 即時払い | 後払い | |
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方法 | 商品やサービスを受け取る前に代金を支払っておく。 | 商品やサービスと引き換えにその場で支払う。 | 商品やサービスだけを先に受け取り、期日が来たら代金を支払う。 |
種類 | 図書カード、プリペイドカード、プリペイド型電子マネーなど | 現金、デビットカードなど | クレジットカードなど |
②リボルビング払い
クレジットカードなどの返済方法のひとつで、あらかじめ毎月の返済額を決めて支払う方法です。高額な商品を購入した場合でも、毎月の返済額は一定になるため、手元にお金がなくても支払いができます。
メリット
- 手軽に買い物できる。
- 毎月の返済額が一定のため家計管理しやすい。
デメリット
- 計画的に利用しないと、借金をしているという感覚が薄れ、いつの間にか借入額が膨れ上がってしまう危険性がある。
- 手数料がかかる。
- 返済期間が長くかかる。
- 手数料や総額が分かりにくい。
クレジットカードの中には、リボルビング払い専用のものやリボルビング払いが初期設定になっているものもあるので、注意が必要です。
5万円のバッグをクレジットカードで購入する
返済総額 50,000円
手数料0円
手数料15%で毎月5,000円ずつ返済する場合(元利均等方式)
返済総額 53,746円 返済までに11か月
手数料3,746円
※手数料の計算方法はカード会社によって違います。